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30歳で脳梗塞になり住宅ローンが全額免除になった話【8大疾病保障特約】

このブログを見ると

  • 住宅ローンの8大疾病保障特約に入るべきか分かります。
  • 銀行ごとの保障の違いが分かります。

 

 

 【私の住宅ローンが免除になる経緯について】

今回は住宅ローンの8大疾病保障について話したいと思います。

 

僕は29歳で脳梗塞を発症しました。後遺症として手足の震え、、眼振、目眩、運動失調等が残りました。まだ家を買って3年ほどでこれからも住宅ローンを払い続けなければなりません。体が万全でない状態であと約30年のローンを払い続けるというプレッシャーは精神的にも辛いと感じていました。

 

入院していた時の話はこちら 

narazakura.hatenablog.com

 

そんな時、先日主治医の先生に書いていただいた診断書を住宅ローンの保証会社に提出したところ2,000万円の住宅ローン全額を保障していただけると銀行から連絡がありました\(^o^)/!!

 

本当に、本当にありがたい話です。

しっかりとした保障に入っていて良かったと心から思いました。

 

そして「8大疾病特約」について再度調べていくうちに銀行ごとに保障内容が全く違うことに気が付きました。

 

 

【8大疾病保障特約とは】

住宅ローンには特約として「8大疾病保障」を付けることができます。

 

住宅ローンを組むと団体信用保険(団信)には強制加入になるので、契約者が死亡した時には住宅ローンが無料になります。

 

「8大疾病保障特約」は団信に加えてがん・心筋梗塞脳梗塞などになった時に住宅ローンの全額または一部が免除になるものです。

 

【銀行ごとに保障内容が異なる】

一見すると、どこの銀行の住宅ローンの「8大疾病保障」も同じに見えるかもしれませんが、保障内容は銀行によって全く違います。

 

例えば脳梗塞になった場合、大きく分けて3つの基準があります。

脳梗塞になって入院した時点でローン全額免除になる。

脳梗塞になり、麻痺や運動失調等の後遺症が2ヶ月以上継続した場合にローン全額免除。

脳梗塞になり、麻痺や運動失調等の後遺症が12ヶ月以上継続した場合にローン全額免除。

 

上記の場合、①は脳梗塞で入院しMRIなどの検査を受けるだけで住宅ローンが無料になります。ローン免除の基準が後遺症の有無ではなく医師によって脳梗塞と診断されることであるため、脳梗塞になった時点で住宅ローンの免除がほぼ確定するわけです。

三菱UFJ銀行」の住宅ローン特約はこれに当たります。また、私が知る限りここまで好条件の住宅ローンも三菱UFJ銀行だけです。

 

②の場合は他覚的な後遺障害として麻痺や運動失調等が2ヶ月間継続した場合にローンが免除となります。

 

③の場合は②とほぼ同じですが後遺障害が12ヶ月継続しないとローンが免除になりません。

 

このように、一見同じに見える8大疾病保障も銀行によって保証内容が全くといっていいほど変わってくるので注意が必要です。

 

【私がおすすめする加入条件】

私がおすすめするのは、

脳梗塞になって入院した時点でローン全額免除になる。

脳梗塞になり、麻痺や運動失調等の後遺症が2ヶ月以上継続した場合にローン全額免除。

 

この2つのどちらかの条件のある特約を選択するのが賢いと思います。

同室の脳梗塞の患者さんと話して感じたのですが、運動失調の場合は入院して数ヶ月で体の状態はかなり改善することが多いです。そのため後遺障害が12ヶ月続かないと住宅ローンが免除にならない特約は付けていても、途中で後遺症が改善すれば1円ももらえません。

 

後遺症が改善することは嬉しいことですが、2ヶ月以上は続いていた後遺症が5ヶ月目に消失して数千万円の住宅ローンが免除されなかったとなると精神的にも金銭的にも辛い思いをされるのではないかと思います。

 

もちろん、良い特約をつければ住宅ローンの金利が上がります。しかし人生はいつどんな病気になるか分かりません。元気に仕事ができなくなった場合住宅ローンの負担は想像以上に重たく精神的なプレッシャーもずっと付きまといます。

 

今元気だからこそ、病気になった時や働けなくなった時の備えを考えておいてください。

病気になってから後悔したのでは遅いのです。

 

 

 【結論】

 結論を言いますが、8大疾病保障を付けておくべきだと思いますし、本当に良かったと思っています

もし自分の子供が家を買うとなった場合もしっかりした特約で入らせたいなと思います。

 

実際にローンが免除されて返済のプレッシャーから開放されました。病気と付き合っていくことだけに意識を向けられるようになりました。

 

 

皆さんも住宅ローンを組む際は8大疾病保障特約をつけることを検討してみてください。